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推薦者・合格者の声

推薦の声

江戸・東京を学び語れることがホスピタリティあるインバウンド対応に直結

Y.Sさん

学校法人国際文化アカデミー
JTBトラベル&ホテルカレッジ
常務理事 校長
Y.Sさん

当校は、株式会社JTBが観光人材を育成する教育機関として1982年に設立した専門学校です。2020年には、海外のお客さまに日本の魅力を英語でも表現できるグローバル人材を育成することを目的に、国際観光ビジネス科に「グローバル・インバウンドコース」を新設しました。同コースでは、日本の魅力として欠かせない日本の主要観光都市について学ぶ授業を導入。その中で東京にフォーカスしたカリキュラムとして注目を集めているのが、東京シティガイド検定のテキストを教材にした「江戸東京見聞学」です。

実は、カリキュラムの準備時期の2019年に検定テキストを執筆された先生方に、江戸・東京の魅力についての講義を実施してもらったのです。徳川家康が幕府を開き、江戸の街が誕生。以降、今もなお発展を続ける巨大都市、東京の歴史的背景の面白さを教えていただきました。さらに地理や文化など知れば知るほど、都市としての奥深さを感じ、東京の魅力を再発見する貴重な時間となりました。現在は、検定試験に合格した講師が担当し、内製化も図っています。

東京シティガイド検定はテキストとなる教材の緻密さに加え、“東京を知る”ことの楽しさを味わえるのも魅力です。実際に授業を受けた学生たちからは、知識とともに資格を持つことで社会的な信頼にもつながると評判も上々。同検定へのチャレンジは、観光に興味を持っている学生の方々にはインバウンド需要への対応に、語学を生かしたいと考えている学生の方々には観光業界にも目を向けてもらえるきっかけにもなってほしいです。

私は日頃から学生たちに、お客さまに旅の楽しさを伝える“旅の伝道師”になってほしいと話しています。人に楽しんでもらうには、まず自分が楽しむことが大切ですよね。インバウンド対応も同じだと思うのです。海外の方に日本を楽しんでもらうには、やはり自分たちが日本のこと、街のことを楽しく解説することが重要です。勉学としての表層的な知識だけではなく、歴史や文化などに自分自身が興味を持ち、それを誇れるものとして海外の方にお話しできれば、それこそがホスピタリティあるコミュニケーションになるのではないでしょうか。

自国を語る上で欠かせないのが首都・東京。東京は、目まぐるしく変化し、その変化とともに日本は成長しています。その過程を知るのに役立つのが東京シティガイド検定です。自分の暮らす街や国を知ることで、「好き」になり、そのうえでお客さま対応することはとても強みになります。是非チャレンジしてください。

合格者の声
※掲載された方の所属等は検定合格時、取材時のものとなります。

検定に挑戦することで街の見え方も仕事への取り組み方も劇的に変化

K.Hさん

株式会社メトロコマース 駅務係
K.Hさん

検定を受験しようとしたきっかけを教えてください。

子どもの頃から電車が大好きで、駅員になることが夢でした。その夢をかなえるため、専門学校に通い、東京メトロのインターンシップに参加したことを機に2020年4月に株式会社メトロコマースに入社しました。現在は駅務係として案内所などで勤務しています。観光でいらっしゃった方をご案内することも多く、東京の地理や歴史についての知識があればよりお客さまに役立つ情報を提供できるのではと思っていました。そうした中、職場の先輩に勧められたのが東京シティガイド検定です。勉強しながら、東京について深く知ることができ、業務にも役立つと聞き、これは受けるしかないと挑戦しました。

ご自身の業務の内容についてと、東京シティガイド検定が業務においてどのように役立っているかを教えてください。

東京メトロの主要駅にある旅客案内所での業務では大いに役立っています。先日も上野駅の案内所で、40~50代のご夫婦に築地駅までの行き方とお薦めのスポットを質問されました。歴史に興味があるとのことでしたので、築地本願寺をご紹介。タブレットを使ってお寺の見どころなどを説明し、食事は場外市場で海鮮が楽しめ、銀座も歩いてすぐだとお伝えしたところ、「面白そうだからそのコースで行ってみるよ!」と言っていただけました。今までの自分だったら築地=場外市場しか思い浮かばなかったはず。でも、検定に向けて勉強する中で、銀座エリアの神社仏閣として築地本願寺が頭にインプットされていたおかげで、さっそくお客さまに役立つ情報をご提供できました。

検定受験にあたり、どのような準備をしましたか?

実は前年に、軽い気持ちで受験したものの不合格。生半可な気持ちで受けるものではないと思い直し、1年後のリベンジを決意しました。2度目の検定に備えて、仕事の休憩時間や帰宅後に公式ガイドブックを読み込み、過去問をひたすら解くなど、1日1~2時間の勉強時間を設けました。さらに、社内で独自開催している検定対策セミナーにも参加。一番前の席に座って受講するなど、真剣に取り組んだ結果、無事に合格。検定は年度を変えれば、再受験も可能とのことなので、次は90点以上を取り、ゴールドバッジ獲得を目指したいです。

これから受験しようとしている方へのメッセージ

検定の合否はともかく、勉強することで得た知識が今、大いに役立っていることが僕にとっては大きなメリットになっています。例えば、僕の中で銀座といえば「高級なお店が立ち並ぶ街」というイメージが強かったんです。でも、勉強する中で、かつては路面電車が通っていたり、今も江戸時代の下町風情が残る場所があったりするなど、興味をそそる部分も多くある街だと知りました。また、プライベートで買い物によく出掛ける原宿には、昔、竹の子族という若者の集団によるカルチャーがあったことも知りました。検定を通して、自分が働き、暮らす東京を深く知ることができる。そう思うとテキストを開くのが楽しくなりますよ。

スキマ時間を生かして毎日勉強。ゴールドバッジを得て観光案内の自信に!

K.Yさん

東京観光情報センター コンシェルジュ
K.Yさん

検定を受験しようとしたきっかけを教えてください。

スペインへの留学経験などを生かして、大学卒業後は外国人が多く訪れる観光施設で案内業務を行っていました。充実した毎日を過ごしていたものの、コロナ禍で別業界への転職を余儀なくされて。それでも、いつかまた観光案内の仕事に携わりたいと思い、自分の知識を増やすきかっけにもなる東京シティガイド検定を受けることにしました。受験したのは今年の1月。ちょうどその頃に、東京観光情報センターの採用試験を受け、面接で検定を受ける旨も説明。自己アピールにも役立ちました。

ご自身の業務の内容についてと、東京シティガイド検定が業務においてどのように役立っているかを教えてください。

2023年3月から東京観光情報センターに勤務し、接客などコンシェルジュに関わる業務を行っています。東京生まれ東京育ちですが、まだ行ったことのない地域が多く、東京シティガイド検定の勉強をしたことが業務に役立っていることを実感しています。例えば、小笠原諸島に関する問い合わせにはホエールウオッチングのご紹介ができたり、ご年配の方と五街道の話題で盛り上がれたりすることも。自分の知識の引き出しが増え、お客さまにご案内した後に喜んでいただけたときなどは、とてもやりがいを感じます。

検定受験にあたり、どのような準備をしましたか?

ゴールドバッジがもらえる90点以上を目標にし、準備は試験の3カ月前からスタートしました。公式テキストと過去問題集を購入し、毎日1時間の勉強時間を確保。電車での移動中には検定公式サイトのチャレンジクイズに挑戦するなどスキマ時間も無駄にしませんでした。できるだけ多くの知識を得たかったので、過去問の不正解の解答についても深掘りして調べ、テキストのニュースやトレンドページなども熟読。その結果、92点で無事に目標達成!念願のゴールドバッジを手にすることができました。

これから受験しようとしている方へのメッセージ

単に合格することを目的にするのではなく、「業務や転職に生かす」「受けるなら90点以上」など具体的な目標を持つとやる気も出る上、実際の仕事に役立つことがとても多いです。勉強の仕方については、索引から単語を調べて、その単語に関連するキーワードや時代背景なども併せて覚えるのがお勧め。一つの単語からさまざまなことがひもづけられ、自分の中に知識として蓄えられます。これからますます観光業が盛り上がるはずなので、その知識が役立つことは間違いないと思います。ぜひ、同じゴールドバッジをつけて一緒に東京の観光シーンを盛り上げていきましょう!

ガイド活動の幅が広がり、仲間も増え、人生がより充実!

R.Kさん

NPO法人東京シティガイドクラブ登録ガイド・全国通訳案内士
R.Kさん

検定を受験しようとしたきっかけを教えてください。

英語を使って通訳ガイドをする全国通訳案内士の資格を取得した直後に、世の中はコロナ禍に。外国人旅行客が激減し、ガイドとしての活動ができない状態になってしまいました。そこで、ぽっかりと空いた時間を有効に使おうと、東京都が主催する通訳ガイドスキルアップ研修を受講。研修で実践的なガイドスキルを学びながら、あらためて東京の伝統や文化、新たな魅力に触れる機会に恵まれました。その研修の修了式で東京観光財団の方から、東京シティガイド検定のご案内を受けスキルアップ研修で学んだ知識を定着させるため受験を決めました。

ご自身の業務の内容についてと、東京シティガイド検定が業務においてどのように役立っているかを教えてください。

コロナ禍が落ち着くとともに、海外からの旅行客も戻り、通訳ガイドとしての仕事も徐々に増えてきました。特に日本の歴史や文化に興味を持っている外国人に対してより詳しい解説ができるようになったのは、検定に向けた勉強やスキルアップ研修で得た知識が大きく寄与していることは間違いありません。しかし、それ以上に重要なことがあります。合格後に入会した「東京シティガイドクラブ」で実践的な研修を受けるうちに、英語のみならず、日本語でガイドすることの楽しさを覚えました。これは私にとって人生の転機とも言える出来事でした。「東京シティガイドクラブ」は、「東京シティガイド検定」の合格者を中心とする組織です。入会して活動範囲が広がり、ガイド仲間とともに情報交換や、知識のブラッシュアップをすることは、私にとって何よりも楽しい、かけがえのない時間になりました。この楽しい仲間に出会えたことが、東京シティガイド検定に合格した一番の意味だと思っています。実を言うと、今では通訳ガイドの仕事よりも、東京シティガイドクラブ内で企画した研修会への参加や、紹介していただくボランティアガイドの活動の方が多くなっています。

検定受験にあたり、どのような準備をしましたか?

検定の存在を知ってから、試験までたったの2週間しかなかったのです。そこで、やったことといえば、公式テキストのガイドブックをひたすら読み込み、家族に問題を出してもらうこと。テキストには、江戸時代の地図や地形図など図版が多く掲載されていて、飽きずに楽しく読めたのも集中して勉強できた大きな理由です。結果は、ギリギリで合格。試験を受けてみて、あらためて自分は東京に生まれ育ちながら、地域のことをほとんど知らなかったのだと痛感。試験の合否に関係なく、検定を通して東京について学ぶこと自体に意味があることを実感しました。

これから受験しようとしている方へのメッセージ

公式テキストと過去問をきちんと学習すれば、合格への道は近づくはずです。私が受験したのは、CBT試験が初めて実施された年だったのですが、受験日や場所を選べたのがとてもありがたかったです。また、東京の歴史・地理・地形などに関心がある方は、合格後に「東京シティガイドクラブ」への入会をお勧めします。ガイドになる、ならないは別として、バラエティに富んだたくさんの研修会でさらに知識を得ることができ、同じ志を持つ仲間と楽しい時間を過ごすことができますよ。そして、ぜひご一緒にガイドとして活動しましょう。

道も覚え、観光案内に役立つ知識を得たことでアテンダント(ドライバー)としてのスキルもアップ

F.Mさん

株式会社日の丸リムジン 営業部営業課
F.Mさん

検定を受験しようとしたきっかけを教えてください。

旅行関係の専門学校に在学中のときから、東京シティガイド検定のことは知っていましたが、受験する機会がないまま卒業。検定を受けようと思ったのは、新卒でハイヤー・タクシー会社に就職し、アテンダント(ドライバー)になったことがきっかけです。アテンダント(ドライバー)として運転するだけではなく、観光案内もできたらお客さまも喜ばれるし、何より、自分の強みになると思い、受験を決意しました。

ご自身の業務の内容についてと、東京シティガイド検定が業務においてどのように役立っているかを教えてください。

アテンダント(ドライバー)としてお客さまをご希望の目的地までお送りするのが今の仕事です。もともと山形県出身で2020年4月に専門学校入学のために上京しました。東京初心者の私にとって、最大のネックは道を覚えることでした。しかし、検定の勉強を通して、通りや坂、橋の由来などを知ることで、道路を覚えやすくなったのは予想外にうれしいことでした。実際に運転していても、例えば単なるオフィスビル街と思っていたエリアに、歴史的な史跡も残っていることを知ると、それをお客さまにも伝えたくなる。運転するのに精いっぱいだったのに、自然とお客さまとの会話が増えたのもうれしい効果。コロナ禍を経て、今後は観光タクシーの需要は増えていくはずなので、これからどんどん役立てていきたいです。

検定受験にあたり、どのような準備をしましたか?

先輩から「試験は、結構難しいから甘く見ちゃだめだよ」と言われていたので、最初から真剣に勉強していました。まず、テキストを一通り読んで、オンラインでの受験対策セミナーを受講。重要そうなところにマークしたり、メモしたりしながら覚えていきました。あとは、隙間時間を見つけてはひたすら過去問を解く。順番としては、まずテキストで東京のことを知り、セミナーで試験対策を練って、過去問でおさらいをするという流れで試験に備えました。

これから受験しようとしている方へのメッセージ

検定を受ける前と後では、同じように車で都内を走っていても、見える景色がまったく違うんです。例えば、大手町などは単なるオフィスビル群と思っていたのに、そのビルの間に「将門塚」など東京都指定の旧跡もある歴史ある街だと知りました。空車の時は得た知識をおさらいしながら車を走らせ、いざ実車となったら、お客さまにその知識を伝えて喜んでもらう。検定をきっかけに同じ場所、同じ時間をより楽しめるようになったのはうれしい変化でした。ぜひ皆さんも検定後に実感する自分の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。

検定に合格し、観光知識に幅と深みが!お客様の感謝を実感。

日立自動車交通第二株式会社
T.Tさん

タクシー会社である日立自動車交通第二株式会社では、都内観光サービスを提供する35名の観光タクシー乗務員が所属しております。その内28名が、昨年「東京シティガイド検定」を受験させて頂き、25名の合格者が出ました。合格後乗務員は、より一層の自信を持ってお客様に観光案内をすることができ、お客様の評判も良くなってきております。今後も全ての観光乗務員に「東京シティガイド検定」の合格を必須条件とし、お客様のサービス向上に努めて参ります。
観光乗務員同士で、日々観光について勉強をしていたのですが、会社から「東京シティガイド検定」を受けてみないかと誘われ、同僚と共に受けてみることにしました。
テキストを使用し、勉強しているうちに、自分の観光知識が浅はかだった事に気づかされました。合格したことは、嬉しかったですが、それよりも観光知識に幅と深みを持つことが出来たことで、以前よりお客様に喜んで頂ける事を実感しました。今後、一人でも多くのお客様に東京の魅力を伝えていければと考えております。

東京シティガイド検定 公式テキスト

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